こだわりの病気の日本近代史特集!限定品からレアものまで色々と見つかるかもしれません。
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病気の日本近代史 [ 秦郁彦 ]のレビューは!?
50代 男性さん
現代の医療を知るには過去との比較が必要。大変参考になりました。 変えなければいけないことと、変えてはならないこと。自分の身は自分で守る現代では、医療に頼りすぎて、自分で工夫することが欠けてきています。
40代 男性さん
昨年末のWBSスミスの本棚でジェームス三木さんが紹介した本で、著名な歴史学者の秦郁彦さんが、幕末から平成まで、日本人が戦ってきた病気の観点からの調査をふまえた近代史です。 「ドラマのネタみたいなものがいっぱいある」との話でしたが、それは精神病の章で、著名人について書かれていたところで分量としては全体の中の一部にすぎませんでした。 夏目漱石、太宰治など、精神を病んだ著名人の話や、戦時についての実態(後から考えれば当然といえば当然だが、戦死者は実際の戦闘の負傷による死者よりも病気(栄養失調も)による死者のほうがはるかに多かったこと)、華岡青洲等黎明期の手術、脚気、伝染病(細菌学)、結核等の内容が書かれています。 個人的には期待したほどではありませんでした。