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発達障害の子を育てる58のヒント [ 小林みやび ]のレビューは!?

40代 女性さん
「乳幼児期のもしかしてを大切に」という項目にひかれて購入しました。 娘は5歳の時、アスペルガー症候群と診断されました。母親である私自身は、2歳くらいの時には既に、「この子はなにか違う」と感じていました。しかし、多動も他害もないため、保育園でも「恥ずかしがりやなだけ大きくなれば変わる」(家では明るいお調子者)と言われ、祖父母や、土日しか接点のない父親は、「普通。気にしすぎ」と、相手にもしてもらえず、病院へ行きたいと言っても「必要ない」と言われ続けました。 癇癪が多く、発達障害にしては強くはないものの、拘りもあり、おしゃべりなのに挨拶ができない等、「育て方」の問題にされがちな言動に悩まされていました。 年中の運動会で、「このままではこの子が困る」という出来事があり、誰にも言わずに、小児科の主治医に相談し、その病院での検査をきっかけに療育センターで正式な診断のための検査を受けました。 娘の言動の原因がわかり、対処法もすこしずつわかり、家族での生活はほとんど支障がなくなりました。保育園や学校では、動けない、話せない、挨拶できない等の問題は残っていますが、診断があることで、心の中では堂々と、でも、態度は丁重に、感謝の気持ちは忘れずに、配慮をお願いすることができます。実現するかどうかは別として。 周りの無責任な言葉に耳を貸さず、もっと早く医療機関へ行っていたら、悩む期間が短くてすんだかもしれません。 親が感じた「もしかして」は大事にして、専門家に相談すること。 診断を受けるのは、子供を障害者にするためではなく、適切な支援を得るために説明しやすいから。 私が常々考えていたことを、同じように考えた人がいたことを知り、心が軽くなりました。 診断を受けるから障害者になるわけではないのです。その子であることのは変わりなく、可愛い我が子であることにも変わりはありません。 既に診断を受けた方も、迷っている周囲から反対されている方にも是非呼んでほしいです。 ただ、診断を受けに行くことが絶対に必要だとは、著者も書いていません。私もそうですが、診断があったほうが、スムーズなことが多いと感じ、受けてよかったと思っているだけです。 何かと風当たりの強い発達障害児の親。このような本が手元にあるだけでも心強いです。

30代 女性さん
図書館で借りたのですが返却期限がきて返しました。内容が詳しく書いてあり手元に置きたいと思ったので、コチラで購入しました。